GWに家族で日光へ一泊二日の旅行に行ってきました。幸運なことに、明治六年創業の金谷ホテル(のいちばん安い部屋、笑)がたまたま空いていて予約をとることができたからです。さすがに老舗で心遣いの行き届いたホテル、ドアを従業員のおじさんが開けてくれたり(自動ドアではないから)、ロビーではこれまた従業員のおばさんがコーヒーや紅茶は無料だからどうぞ飲んで下さいと勧めてくれます。

一つ面白い趣向が凝らしてありました。一人ひとり従業員の名刺の裏には創業からの写真がそれぞれ一枚ついていて、全部で三十種類、集めるとちょっとしたアルバムになるそうです。それならばと、フロントやレストランではその都度、従業員の人たちに名刺を下さいと言ってまわりました。モノクロームの素敵な写真付名刺がどんどん集まってきます。

さて二日目、ドアを開けてくれたおじさんにも、コーヒーを勧めてくれたおばさんにも名刺をもらいました。なんとビックリ、おじさんの肩書は“相談役”、おばさんは“社長”!!

なるほどぉ、だからみんな先を争うようにドアを開けてくれたり、みんなが親切で気を遣ってくれるのですね!とても勉強になりました